人相とは骨相、面相、手相などを含む総称。
身体の外見、形、動作および特徴から人間の性格、運命、未来の予見を行うのが人相学で、観相学ともいう。相とは「すがた」で、外面のみでなく内面的のものもさす。
したがって人相学あるいは観相学は、人体の全体を対象とするが、一般には顔面の鑑定をいう場合が多い。手の場合は手相学となり、独立の研究として発展した。
人相学の発生は古く、すでにインドのアーリア文化のなかにみいだされる。
ギリシアにおいてもピタゴラスやプラトンらによって研究され、なかでもアリストテレスは古代西洋人相学の基礎を築いたとされ、その著述のなかで、顔面と性格の関係、つまり各種動物の外見と各民族の外見などの類似、精神の反映としての表情などから性格を論じている。